かつて四国 香川県高松市の地で 焼成されていた香西焼 特に有名な薬土瓶として用いられた 赤色の土瓶は軟陶に透明釉が掛けられ 独特なオレンジの発色をし 江戸時代の終わりから昭和初期頃まで 盛んに造られたとされていますが 昭和の終わりには全て廃窯となり 平成3年には香川県の伝統的工芸品の 指定も解除され過去の仔細は分からぬ 姿のまま今に至ります。
逢季荘