手仕事のカタチ

近江国 滋賀県湖南市 下田焼

下田焼の始まりは 村人の喜多安兵衛が宝暦年間に
発見された質の高い白土で灯明具や油差しなどの
日用品を製造したのが始まりだといわれています。

かつては、近隣の八田焼と同じく
花文の染付のようなモノが主流でしたが、
民藝運動の影響を受けて、現代知られる
藍の呉須を特徴とする陶器が主流となっていきました。

半陶半農の作陶により最盛期には窯元が10戸以上
あった記録されておりますが、
その後工業化や近隣の信楽で生産される
安価な製品に押されて衰微し
平成元年には一度廃絶する
運命を辿る事になります。

しかしその後、伝統を繋ごうとする
尽力により『近江下田焼』と改名し
再興して、現在一つの窯元が
作陶を続けています。



少し深さあるので日常使いには
使いやすい器でしょう。
全体に細かな貫入が見られる甘手の肌感に
高台には”志もだ”と記されています。
2客在庫ございます。

地域
滋賀県近江下田
時代
昭和期
状態
未使用 保管品

coming soon…..

 

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