梅雨の投げ入れもうすぐ梅雨が終わる。朽ちかけの額紫陽花がとても好きだ。土師器と須恵器が混じったような長頸壺の残欠に放り投げれば、部屋に満ちるのは土の薫り湿りを含みた畳に底から滲みる土器はなかなか佳いものだ。お茶でも入れてしばし眺めていよう。 Tweet